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デーライトなスナップ

安価なMFレンズはゆるい、は昔の話なのか

フルサイズ対応レンズのMFレンズ、1万円くらいから3万円くらいで買えるレンズは、
正直甘い写りを前提としたお遊びレンズ、なんだと思ってます。


アマゾンポイントが結構あったのですが、かといってスナップ用途に欲しい画角は、
AF付きでは安くて3万円台後半。

じゃあ中国製MFレンズで探すか、で3日ほどネット上を旅した結果、たどり着いたのが、
TTArtisan 50mm f/2 とPERGEAR 35mm F1.4。

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TTArtisanは多分、コンパクトやけどF値に無理がないので、期待してもいいかも、
と思ってましたが、PERGEAR 35mm F1.4はダメダメ前提でした。


テストしている最中ですが、アラがあるのはもちろん当たり前なのですが、
PERGEARの方もF2.8くらいからは、アレ?と思うくらいシャープなんですね。
高画素機であることを考えるとちょっと想定外の写りです。
TTArtisanの方は優秀な写りです。

もちろん価格帯も加味しての評価です。
試してませんが、逆光耐性とかは言わない方がいいレンズだと思います。



僕はもともとコシナレンズが大好きなのですが、もうツァイスレンズは作られないようですし、
フォクトレンダーレンズはもともと「味」がメインだったようですが、デジタル時代に対応するためか、
ツァイスブランドがなくなって統合するためか、「味付け薄めにして性能アップ」、
というレンズが増えつつあって、価格もちょっと業務外で手を出しにくくなりました。

なのでこの辺のレンズを普段使いしてみようかと思ってます。
MFレンズはやっぱり手頃じゃないとなぁと、怒られそうな思想も実は持っていますが、
手頃を大きく超えて、気軽な価格帯のフルサイズ対応レンズ、楽しみですね。












# by iidacamera | 2023-10-27 17:00 | 機材 | Comments(0)

日常の澱#80

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2階に上がって来れなくなった父の部屋が使われないままになっており、僕の家族が、
ぎゅーぎゅーに小スペースで固まってインフルエンザ期間を過ごしているので、
僕は父の部屋を借りて仕事をすることに。

ガレージを改造した事務所よりよっぽど過ごしやすく、家族の様子も見に行きやすく、
やっぱりフリーランスは部屋が余ってるなら、自宅で仕事が一番楽やなぁと思います。


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α7CRはコンパクトな中にギュッと高性能が詰まってる感じがたまらなく気に入りました。

これにショボいレンズをつけるのもなんとなく罪悪感があって楽しいです。
ネガからプリントしたような質感が得やすいですね。

やっぱりレンズ選びで影響する画作りって馬鹿にできないですね。

せめて中国メーカーだけは、今のような路線をキープしていただけると、ユーザーには選択肢があって、
楽しいと思います。









# by iidacamera | 2023-10-26 17:54 | 日常の澱 | Comments(0)

足跡#235

現状MFのボディキャップレンズ以外は業務用レンズばっかり。
辛うじて使用頻度の低いシグマ50mmと35mmを普段使いにしてます。

ボディの軽さのおかげでなんとか、首から下げても嫌な重さではないですが、やっぱりでかい。
息子のおでこに一回コツンと当ててしまって、息子に不満げな顔をされてしまいました。

それと引き換えに、得られる画はかなり美しいですね。
α7CRも旧型から大きく信頼度が増したように感じます。
使いやすい。

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お姉ちゃんと妻がインフルエンザで倒れてしまい、息子は発症していなかったので、
一応保育園をお休みにして、仕事の合間に散歩など付き合ってました。

息子が「きのこ狩りしたい。おうちの近くの森に行きたい」、というので、
どこのことを言っているのかと思いましたが、こうしてみると、森に見えないこともないですね。

嫁さんが症状が軽いうちは面倒を見てくれていたので、昼過ぎまでなんとか仕事ができたのですが、
嫁さんも高熱を出し、そこからは溜まりに溜まった仕事を後回しにしながら、子供のお世話。

撮影がなかったのが救いですが、子どもが寝た後深夜まで仕事、さらに翌日もバタバタで、
正直かなりキツいです。


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息子は絶好調できのこを探し続け、


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きのこのためなら壁だって登りたがり、


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もう一回森を散策。


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父ちゃん見て、「5」って書いてある!なんでやろ。

うーんなんでやろなぁ、父ちゃんも分からん。

え、父ちゃんでも分からんことあるの。

おう、たまにな。




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発見したみたいですね。



息子はこの写真の翌日発熱。
いよいよ動けるのが自分だけというまあまあ怖い事態になっております。




ちなみに最初に発症して、元気になり始めている娘は、皆が寝静まってから、
泣きべそをかきながら学校で少し困った状況になっている話を始めました。

内容は書けませんが、低学年の頃についた可愛らしい嘘というか、お友達とのごっこ遊びが原因で、
少し大きくなってからその話を持ち出されて嘘つきとされ始めている、といった内容。

大人からするとそんなアホな、っていう笑い話が、子どもの世界では結構シリアスな展開になる、
ということに、娘には言えませんでしたが、結構衝撃を受けました。


娘はこれからしばらく、憂鬱でも根性を決めて、しっかり学校で振る舞わなければいけないようです。
偉いなぁと思ったのは、「ここでしっかりしないと、いじめられるかもしれない」と言っていたこと。

まだ9歳ですが、もう集団の中で戦い始めているんですね。

僕は娘に、
「いい子でいないとダメなんて思わないで。何をしてしまったとしても、ちゃんと話して」
とだけ伝えました。

展開次第では、先生と親と子どもでお話、とかになってしまうかもしれませんが、
そこはこっちも腹を括らないとだめだなぁと思ってます。












# by iidacamera | 2023-10-24 23:10 | 足跡 | Comments(0)

明るい50mmは感傷的

α7CRの感触を確かめたかったので、近所で少しテスト。


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明るい50mmのボケ量は、本来こんなに高画素機でもピント位置がシャープなレンズなんて、10年以上遡れば、
皆無だったはずなのに、それでもやっぱりノスタルジックに感じますね。

以前なら開放だともっとピント位置は不鮮明で、前後ボケももうちょっと荒れてた印象でした。

僕が独立してからのこの20年でも、レンズの進化は恐ろしいものがありますね。


そして今回の買い物の締めくくり。


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シグマ100-400。

主戦場ではないので積極的に受けていたわけではないのですが、少しずつライブやタレントさんのいろんな興行等、
イベント撮影が増えていて、クロップして300mmが最長、では、ちょっと足りないかなあということが増えてきました。

かといって純正買うほどの量が将来見込める訳でもないので、1/3の価格のシグマです。

このテのレンズも、めちゃくちゃ進化しましたね。
ソニー機では純正との差を比べないと分からないくらいのAF。
手ぶれ補正がボディと連動できてないようなのは残念ですが、まあ三脚に据えることが多いかなと思います。
手持ちでも軽量で気軽です。

独立した頃は室内イベントでは絶対に使えなかった開放値も、この10年くらいで当たり前のように使えるように。


これだけ機材が進化して、且つ高騰化して、仕事面ではとても快適ですが一般の方々にはますます写真という世界が、
敷居の高いものになっているのでは、と心配してます。











# by iidacamera | 2023-10-20 17:07 | 機材 | Comments(2)

お買い物ラッシュ

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Mac mini 2018の調子が悪いのか何なのか、とにかくadobe製品がもたつくようになり、
外で仕事をすることがこの数ヶ月で劇的に増えたり、いろいろと環境の変化も考えさせられ、
極め付けにadobe bridgeが毎回クラッシュするようになり、lightroomとPhotoshopが毎回強制終了が必要になり、
調べまくって原因わからず、仕事は後からどんどん来るのに画像加工が滞ってしまい、
やむなく最新MacBook Pro16インチを購入。

もう子供にお金を残す目的以外にお金を使うのはできるだけ控えよう、と45歳で決心したのも束の間、
やっぱり仕事やってる間はこんなもんなんでしょうね。


後輩に「36万もしたよ、最近はパソコンもカメラも高すぎやな」、と話すと、
「僕は去年MacBook Proに50万かけましたよ」とマウントを取られてしまいました。
彼の場合、4K長回し動画の書き出しとかあるので、僕よりスペックが必要なんでですね。



もう一つはこれ。


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α7CR!!

先輩に借りていたパナソニック機は、やっぱりどこかストレスが溜まる仕様で、
特に手ぶれ補正と望遠が絡んだ時のファインダーのカクつきと、ジョイスティックに対しての、
AFフレームの移動の仕方が使いにくくて、やっぱり返却してしまいました。

で、イベント撮影・取材撮影が激増中でカメラは3台がいいなぁとなり、APS-C一式と、
α7Cを売却して、ほぼ等価交換で購入。

今回は下部のグリップが付属していて嬉しいです。
カッコイイ!!

大型のレンズが使いやすく、ビジュアル的にも似合うようになりました。
これ、全てのαに付属して欲しいです。
ちょっとグラグラしますが。

色はブラックと迷ったんですが、やっぱり1台くらい気分変えたいなぁと思い、無印と同じくシルバー。
黒のグリップつけた状態もかっこよかったんで、めちゃくちゃ迷いましたが。

ダブルスロットなら完璧だったんですが、レンズ交換時にシャッター幕が閉じれるようになったり、
いい面ばかりです。

ロスレス圧縮でサイズが選べるようになってなければ、Ciiを選んでましたが、大は小を兼ねる、ということで。


ちょっと使っただけですが、小型、高性能ですね。
起動も早い。
ソニーはだいぶ小慣れてきて、尖った部分とベーシックな部分がしっかり調和してきたように思います。
小気味良い動作の小型・高画素機は、一昔前なら、「こんなカメラあったらなぁ」っていう、
夢のようなカメラですね。

カメラの方は久しぶりにテンション上がりましたが、一番大事なはずのPCの方は、
これから来る支払いにゲンナリしております。

この辺、まだカメラオタクの頃の気質が残ってますね。笑
そういう気質が残ってない人は、業務用とを考えると迷わず黒を選ぶはず。













# by iidacamera | 2023-10-18 12:24 | 機材 | Comments(0)