アシスタント時代の記事の非公開について
アシスタント時代の思い出を記事に書こうと思い立ち、昨夜6回に分けた記事をポストしました。










個人的には大作で、しかも今までずっと心に仕舞ってきた記憶だったので、
我ながら読み応えのあるものでした。
書いたきっかけは2日間連続で、スタジオアシスタント時代に直接関係のあった場所で、
偶然ロケが続いたからだったのですが、やはり非公開にしました。



理由は、結局当時の師匠を悪く書いてしまうからです。
あったことを淡々と述べているのですが、昭和臭がまだ残る時代背景と、カメラマンとアシスタント、
という特殊な関係性や、師匠の性格由来のキツさ、などいろいろと記事にしないと、
なんのために投稿しているのか分からないものだったので、あったことをストレートに、
誇張もなし、遠慮もなしで書いてみました。
読み直してみると、悪口ではないにしろ、僕の視点からは悲惨な当時の状況しか見えて来ず、
本当にひどい人の下にいたようにも見えてしまいました。
もちろん事実は事実だったのですが、非公開にした記事にも書いていた通り、僕自身も、
若くてイタさ剥き出しのダメ人間な部分が、今よりずっとたくさんあって(今もあります)、
僕を雇っていた師匠からの視点がないと、結局上手く成立しないなぁと思い、
やはりこれは良くないかも、と判断しました。
ネット上に出したところで師匠に申し訳ないとも思わないくらい、最終的な関係は酷かったのですが、
だからと言って、多分まだ現役で活躍されている方をわざわざ中傷したところで、
誰も救われないですよね。
もちろん中傷するつもりもなかったんですが。
イイねボタンを押してくださった方々、申し訳ありませんでした。



僕のように当時のキツさを経験している方々ってたくさんいるかと思いますし、その時代の経験って、
話を聞くととても面白いのですが、吐き出せる場所があまりないですね。
大抵の場合、時代と人物をセットにしないと、今の価値観だけで語るのは不公平になってしまうので。
20年経っているので、今更愚痴っぽい喋り方にはならないのですが、それでも表現するのが難しいです。




結局、僕の思い出の地、中津の写真を一回にまとめて載せるだけで止めることにしました。
いつかもっと笑い話のように上手く書けるといいなぁと思います。
現状はまだ少し、シリアスさを纏ってしまいますので、いつか再チャレンジしたいと思います。
削除せず、非公開にしているのは自分のアーカイブとしては残しておきたいからです。
by iidacamera
| 2023-11-09 11:03
| アシスタント時代
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