フジ機で無線テザーの方法を探られている方へ①
他メーカーが純正アプリでwifi使えばスマホ・iPadと普通に同期しながら撮影できるのに、フジは純正アプリですら、
無線でテザーはできない、っていう体たらくだったので、正直仕事で使うのはどうかなぁ、と思ってましたが、
今回導入できたのは、写真のアイテムがあったからです。
動画専門の方の間では普通なのかもしれないですが、スチール専門でたまにしか動画をやらない僕にとっては、
正直未知の道具で、価格コムの富士の板で載せてくれている方がいたおかげで初めて知りました。
HDMI経由でカメラの中身を直接モニターする道具で、大型モニターに飛ばす場合はほとんど遅延がないようです。
僕はモニターに飛ばす予定は今のところないので、一番コストがかからない、下位機種のMARS 300 PRO、
送信機のみのものを買いました。
ソニー機のバッテリー、np-f970が使えますが、これもスチールメインの人間はまず持ってないバッテリーなので、
互換バッテリーと充電器のセットを買いました。
長時間使うのは今月末までなさそうなのでバッテリーの持ちはまだわかりません。
送信機のみでの利用は、iPhone・iPadにアプリを入れての撮影になります。
こっちはyoutuberさんによるとモニターよりは遅延が大きいようですが、正直各社のアプリでの無線テザーなんかとは、
まったくスピード感は違います。
途切れたりもほぼ皆無。
いろいろと面倒な設定もなし。
とにかくつなぐだけです。
画像を受信するようなものではなく、あくまでもカメラの現状を見るだけのもの。
最初、HDMIで出力するってことは、カメラ側ではモニターもファインダーも映らなくなるんじゃ、
って疑ってましたが、そんなことはありませんでした。
お客さんにモニター上で画像チェックをしてもらう際、お客さんが簡単に画像比較をするようなシステムではなくなってしまいましたが、
それもお客さんにアプリとかPCの操作を任せるよりいいかなぁと思ってます。
HDMIケーブルが少し邪魔ではありますが、正直現状考えられるテザー撮影では一番楽かもしれません。
フジで無線テザーをどうにかやりたい方には、初期投資に2万円から3万円くらいはかかりますが、おすすめです。
以前はだめだったようですが、今はちゃんと屋外撮影でも使えます。
スタジオで大型モニターでと思われている方は、送受信機セットが必要ですが、価値はあるんじゃないかと思います。
by iidacamera
| 2022-04-10 06:00
| 機材
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