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デーライトなスナップ

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5年ほど前までは、わりと各社画作りにクセがあって、全部主観ですが、キヤノンはマゼンダ寄り、
ニコンは黄色っぽい、ソニーは黄色とか赤の発色がきつい、オリンパスはシャープネスがきつい、
ペンタックスは緑が強い、パナは派手やったけどいつからかおとなしめになった、
っていうイメージやった。

ホワイトバランスとかも絡んだ要素なので、単純に印象の話やけど。

いつの間にか各社わりと共通してニュートラルになってきたように思う。
フジは相変わらず独特な感触やけど。

普段から画質っていう曖昧な言葉はできるだけ使わんようにしてるけど、
好きな色っていうのはあるんやなぁって気づいた話。

事務所移転でバタバタしてる最中に、自分の昔のプリントをいろいろと整理してると、
あんまり世間で言われてないことやけど、リコーの色は好きやなぁって思った。

全体的に地味に抑えたようなカラー。
GXRにMマウントとコシナツァイスのレンズの組み合わせの写真は今見ても、
すごく良いと思う。
最新のデジタルに対応した光学性能を持つレンズ、ではない、ってとこもあるのかも。

画素数の少なさも良かったのかなぁとか思いますが、技術屋ではないのでその辺はあまり言わない方が、
自身の身のためかと思う。

EVFが壊れて買い直してまた壊れて、さすがにうんざりして手放してしまった経緯もあって、
もう一回中古で買い直すかと言われると微妙ですが、小さいレンズ、小さくて味のあるカメラ、
抑えめの画素数でめちゃくちゃ詳細なピントはあまり気にしなくて良い、っていう、
今考えるととても使いやすいものやったのでは、って思う。

中古価格を見ると欲しくなるけど・・・。

今の技術で作ったMマウント専用機、今のリコーさんは作らないと思うけど、
個人的にはフルサイズでなくてもいいので、ぜひもう一度使ってみたいなぁ。












by iidacamera | 2019-05-10 10:49 | 日々 | Comments(2)
Commented by Hiro Clover at 2019-05-10 19:33 x
色に関しては、RAW撮りオンリーになってからは意識することが少なくなりましたが、オリンパスのカメラでは代を重ねるごとにニュートラルになっていると自分も感じます。ペンタックスはK-5の頃はかなり癖が強かったですけど、今はどうなんでしょうね。未だにk-1(初代)に未練タラタラなんです(笑)

GXRは発売当初、かなりインパクトがあったと思います。レンズ、センサー、画像処理エンジンをカメラユニットとして交換するのは賛否両論あったと思いますが、Mマウントユニットは画期的でしたね。

リコーの普通のミラーレスも見たかったなぁという思いもありますが、Kマウントの開発スピードを考えると、現状でもぎりぎりなんだろうなぁと思います。
Commented by iidacamera at 2019-05-13 09:06
> Hiro Cloverさん

アドビでRAWデータを開くと各メーカーがいっそ統一された色なら良いんですが、
やっぱりメーカーごとに癖がありますよね。
でも最近は本当に扱いやすくなったように思います。

センサーまで一緒に交換できるシステムって、先々考えるとレンズまで使い捨てになるので、
やっぱりあそこだけは失敗だったように思いますが、でも面白いカメラでしたね〜。
Mマウントユニットはカメラ好き・写真好きがみんな求めていたものを形にできていたのに、
あれの先が無かったのが悔やまれます。

小さいスナップ用レンズが欲しくてこんな話を書いたんですが、子どもと一緒の時に付けっ放しの、
フジのF2レンズが、正直つまらないってのが大きな原因です。笑

K-1、今ならほどほどの価格ですし、一台いかがでしょうか?
後継機の高感度が割と塗りつぶし系のようで、僕的にはどっちかっていうと初号機の方が魅力的です。
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