デーライトなスナップ

写真らしさということ

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写真的には相変わらず色々と迷っておりまして、ベッドタウンの撮影をプライベートで再開しようと思いながら、
いざ撮ろうと思うとベッドタウンを題材に何がやりたいのか分からなくなったり。
だからって思考したところで妙案が出るわけでもないので、撮るしかないなぁって思ってるところです。

で、今回はレンズの話です。


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最近少し必要な機会が多くて、結局余裕がないためにとても気に入っていたA036を手放して、
GMレンズの24−70に入れ替えたのですが、写真らしさ、について考えさせられました。

EF24−70F2.8LⅡを購入した時、写りすぎて面白くなくなったって思ったわけですが、
GMの24–70はさらに最新型なので思ってた以上に周辺までパリパリ写ります。
歪曲以外に問題が見当たらない上、歪曲も普通の標準ズームのそれなので、補正が簡単。

で、最初に撮った写真をモニターで見た印象は、「高性能なコンパクトカメラみたい」。

自分の中でフルサイズっていうのはフィルムの頃から、少しレンズ設計に無理があって、
周辺光量落ちが激しかったり、周辺部は絞らないと写りがゆるくて少し荒れてる、
っていうイメージで、それが「写真らしさ」に繋がってる部分があったと思う。

開放でも周辺が荒れない2.8通しのズームって、変な話やけど周辺画質が緩いレンズより、
被写界深度が深くなったような錯覚に陥ります。

しかも気になるほど光量落ちもせずカチッと写ってるので、後処理とかで仔細にチェックするまで、
パッと見はきっちり解像するセンサー少し小さめのカメラっで撮ったような画に見えて、
デジタル黎明期で言うところの「デジタルらしい写真」って感じました。

要は、「写真らしくない」って感じたって話です。


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ただ、今後はキヤノンやニコンがあそこまでマウント径に余裕を持たせたところを見ると、
どのメーカーも目指す画の方向性としては昔から心配してた通り、周辺まで明るくパリッと写る、
って言うレンズが多くなるんやろうなぁって思います。

もはや写真らしさ、っていう概念を変えないといけないのかも。

なので自分もそういう超高性能レンズを使って写真らしい写真を撮っていくことが使命(大げさ)かと、
勝手に思ってるわけです。

何が言いたいかというと、タムロンA036手放したのは失敗でした。(笑)
ハッキリ言えます。
写りはあっちの方が好きです。

AF周りなんか物凄い良いのはよ〜く分かったので、こっちは安心してどんなシーンでも撮れる、
ってメリットはあるんですがね。









by iidacamera | 2018-12-04 17:00 | 機材 | Comments(2)
Commented by koppel055 at 2018-12-04 18:02
オーディオの世界とちょっと似ています。
オーディオもデジタル化でとにかくはっきりくっきりした音になったものの、アナログレコードを愛聴していた人からは不評でした。3万円、4万円のプレーヤーならともかく、世の中には100万円、500万円とレコードプレーヤーにお金をかける人がいるので、そういうレベルから見たらCDなんてダメらしいです。

それで、SONYがデジタルオーディオプレーヤーにアナログテイストを加える技術を開発したそうです。私の盛っているデジタルウォークマンも、ファームアップで対応するとのことで、今度やるつもりですが、これまで音の解像度がありすぎて聞き疲れするのが気になってました。

写真も同じかもしれませんね。何でもかんでも隅まで高解像度で写ればいいってもんじゃないかと。
Commented by iidacamera at 2018-12-04 19:22
> koppel055さん

本当にそう思います。
そのうちただのノスタルジーだと馬鹿にされるくらいの表現になってしまうとしても、
やっぱり自分の培った土壌は大事にしたいです。
多分自分にとっては、写真っていいな、って思う原点ですし。

ただ、そこにこだわりすぎるのは危険だと思う気持ちもあるので、せっかく生業としてることですし、
超高性能レンズ、っていうのもガンガン使って馴染んでいきたいです。

一昔前の写真でも、中判・大判で絞って撮られた写真て、今の超高性能レンズに負けず劣らず、
とても美しい写りではありますしね〜。
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