写真を考える#26

昨日娘をこども園に送った帰り。
自転車が乗り捨てられていて気になる。
実は自転車の上の斜面に猫もいる。

今日はさらに奥まったところに移動されていた。
人の写真を見ると、広告系だとどうやって撮ってるのか分からない、っていうのは気になる。
最近はライティングとかセット云々より画像加工の方が多いので、昔と比べると、どうやったのか分からない、
っていうものは増えたけど、分からないまま諦めるものも増えた。
もちろん画像の加工ができるっていうのは立派な技術ですごいことやけど、カメラマンとして好きな人は、
自分にとってはやっぱりライティングが美しいとか、すごいセットが組めるとか、そういうことかなぁ。
特に自分がロケばっかりで、ライティング以外のセットは現場の成り行きが多いので、スタジオを持ってて、
スタジオ撮影中心の方々には一定のコンプレックスもある、ような気がする。ないかも。
写真家さんの作品やと、やっぱり何か視点が妙やったり、どこか一般的な美しい構図とは違うものが気になる。
レンズとカメラがあって初めて写真が撮れるわけやし、撮影者によっての差っていうのは絵画なんかと比べて、
思いのほか小さいしマニアックではあるけど、写真を見たときに何か奇妙な印象を受けるものが好きです。
たぶん教科書的な美しい写真は仕事の方でお腹いっぱいなのかも。
自分は教科書的な写真の方が染み付いてしまってて、なかなか普通の視点以外のものがないように思う。
あとはめちゃくちゃ綺麗なモノクロのプリントができる人もやっぱりすごいなぁ。
こうやって考えると、結局自分が持ってないものをすごいって思うもんなんですね。
by iidacamera
| 2017-08-29 10:28
| 写真を考える
|
Comments(0)