デーライトなスナップ

カテゴリ:或る光景( 47 )

或る光景#47

f0167977_16072116.jpg

f0167977_16072188.jpg

f0167977_16072274.jpg

f0167977_16072287.jpg

f0167977_16072125.jpg


f0167977_16072015.jpg


ミラーレスでは撮影のテンポがああだこうだ、って言い続けてたけど、テンポが悪く感じる原因が、
普段業務でレフ機ばっかり使ってるせいで、EVFがしんどくなる、っていうのはさんざん書いてきたし、
これ以上言っても嫌味かもしれん。

X-Pro2を使ってみて、想像以上にAF周りが初号機よりよくなってるせいで、OVFがめちゃくちゃ実用的で、
背面液晶もEVFも使わずOVFだけでスナップしてみてるけど、フィルムライカ以来、めちゃくちゃ軽快。
X-Pro1でメーカーがやりたいことをイマイチ消化できてなかったように思うけど、今回はだいぶ練り込まれたというか、
ようやくやりたかったことを表現できたのでは、って思う。

一眼レフでファインダーにボーっと浮かび上がってくる像も好きやけど、やっぱりブライトフレームでザクザク撮る、
っていうのは一種のスポーツのような快感があるなぁ。
いちばん好きな撮影方法であることは間違いない。

あまりにもこういうファインダーがマイナーになり過ぎたせいで、最近はネット上で、このOVFのメリットは何か、
とか、結局EVFだけになってしまう、とかっていう話が多く上がってるけど、その辺が分からないなら、
ウカツにこういうカメラに手を出さん方が無難な気がする。

変なファインダーが付いただけで、やたら高いカメラなのに見た目に騙された、って思う人も結構いそう。

まあ、ちゃんと使えるEVFもあるし、いろんな用途に対応できるように作られてるのも魅力なのかも、とも思うけど。

とにかく、こういう少数派がどうしても使いたいカメラを作り続けてブラッシュアップも続けてくれているフジフィルムには、
本当に感謝です。





by iidacamera | 2017-03-16 16:58 | 或る光景 | Comments(2)

或る光景#46

f0167977_11193168.jpg

f0167977_11193021.jpg

f0167977_11193088.jpg

f0167977_11193291.jpg

f0167977_11193159.jpg


今年最後の大阪出勤です。
って言っても、出勤してやり残した画像処理を1時間程度、その後掃除をしたら帰宅します。
用事が自宅にもけっこう残ってしまってるので。

マイクロフォーサーズのレンズのレビューって、「よくボケる!」っていう話が全部被写体に寄ったものやったりして、
センサーサイズのせいでなかなか大きいボケを見せられんっていう気持ちは分からんでも無いけど、
そんなマクロな写真ばっかり見せられてもなぁって、いっつも思ってた。

ノクトンもあんまり巷には一定の距離感のサンプルがなくて、仕方なしにコシナのサイトの加納満さんのちょっと引きの写真を見て、
雰囲気をつかんだつもりになって入手した。

加納満さんのように撮れてるかは別として(笑)、むちゃくちゃ良いレンズでした。

ヌケが良くて開放からバリッと写るレンズが好みの方には全くお勧めしない、まさにそれとは逆のレンズやけど、
なんて言っていいのか分からんけど、とても豊かなトーンが得られて写真に質感を与えてくれるように思う。

さっぱり何を言ってるか分からないと思うけど、単焦点であることも、電子接点がないから拡大MFを手動でやる煩わしさも、
両方苦にしない、もしくはめんどくさいけど画が良いなら構わない、っていう人で、マイクロフォーサーズユーザーは、
使ってみるべきかもしれん。

開放付近の画、モノクロもカラーもしみじみ良いです。
とくにきっちりコントラストのあるような快晴の日以外で使うと気持ちいいです。
その辺はこういうレンズの癖を知ってる人にとっては当たり前のことかもしれんけど。

被写界深度が浅い、とか、そういう事以外の魅力がいっぱいです。
マイクロフォーサーズを使用してる人だけの特権です。
他人からオタク呼ばわりされても動じない方はぜひ!!






by iidacamera | 2016-12-27 11:43 | 或る光景 | Comments(2)

或る光景#45

f0167977_10525410.jpg


f0167977_10525479.jpg

霧の朝。
娘を保育園に送った後少しだけ。
今日も自宅で画像処理。


少し安心したことがある。

自分はカメラマンとしては一定の仕事があって、それなりにその業界の中では認めていただいてお仕事をもらって、
そういう意味では充足してしまってるので、もしかしたらプライベートの写真はただただ機材を使いたいっていうだけの、
オタク的欲求が元になってるんじゃないか、っていうことを、しょっちゅう考えてた。

「子どもが生まれると写真は撮らなくなる」、っていろんな方から予言されてたけど、大方の予想に反して、
写真はやっぱり撮り続けてる。

それでもやっぱりオタク的欲求に端を発する行動がプライベートの撮影なのでは、って自分を疑ってるフシはあった。

昨年仕事面で大打撃を受けてからは、全然余裕がなくなってしまってとにかく一日でも多く仕事をって思いながら、
娘の面倒を見たり、手が空いてるときは家事もしたり、今年は恐ろしく忙しい一年になったけど、逆に機材の面では、
業務用機材の他はほぼ全部手放してしまって、手元に残ったのはボディ3台とEFレンズ一式とマイクロフォーサーズ用2本。

それでも、撮りたい、っていう欲は日増しに強くなる。

どうやら、追い詰められてやっと分かったけど、ものすごく写真好きであることはまず間違いなさそう。

そういう自分が発見できてホッとしてます。
39歳自分探しの旅、ようやく終えられそうです。

久々にプリント作業もしようかと思ってるけど、ここ数か月名刺を刷るだけしか稼働してなかったPX-5600、ちゃんと動くか心配です。







by iidacamera | 2016-12-21 11:11 | 或る光景 | Comments(4)

或る光景#44

f0167977_22112479.jpg


f0167977_22112576.jpg


f0167977_22112633.jpg


f0167977_22112606.jpg


f0167977_22112629.jpg


f0167977_22112749.jpg


f0167977_22112748.jpg

数年ぶりに、近所やけど車で10分くらい、歩くと片道30分くらい、自転車が便利やけど荷物を載せられる自転車がないので、
なんかすごく行きにくいけど写真を撮りたい、普段からもどかしい思いをしていたエリアに行けた。

実家に住んでた頃は、仕事もそんなになくて、自分の家族もいなくて、将来が不安ではあるけど気楽な若者やったので、
この辺まで徒歩でブラブラ来ては、フィルムで写真を撮ってた。

そういう時間が取れていたころは懐かしくもあるし、戻りたいと思わん自分もいる。
でも、昔からこの辺は自分の性格にはぴったりとあった風景やと思う。

ちゃんとした作品撮りをしたいなぁ、って思ったら、自分の場合はこういう景色と人の暮らしが溶け合っている場所は、
間違いなく撮りに行くと思う。
もっと人間臭い場所も撮りたいし、いろいろなエリアを撮りたいけど。

今回の写真が今までで一番、記事のタイトルはしっくりきてるように思う。





by iidacamera | 2016-11-06 12:00 | 或る光景 | Comments(4)

或る光景#43

f0167977_12154455.jpg
うちの事務所のビルと隣のビルの間のほっそい隙間に、猫が寝てました。






by iidacamera | 2016-11-05 14:00 | 或る光景 | Comments(0)

或る光景#42

f0167977_12154535.jpg

f0167977_12154415.jpg

f0167977_12154686.jpg

f0167977_12154671.jpg

最近各社が出してるカメラの値段が軒並み上がってて、個人的には実は助かる。

それほど自分の写真に最新機種が要る訳じゃないから手元にあるものでこなせばいいのに、いろんなメーカーに目移りしてたのは、
頑張ればなんとかなるかも、って値段やったせいもある。

今は頑張っても無理なのでローン地獄覚悟しないと無理。
なので、自分の物欲減少に一役買ってくれてます。

ちなみにフィルム関係の機材はM型ライカとコシナレンズ含めて、全部処分しました。

業務用のキヤノン一式、ニコン機材ちょこっと、GRだけになったけど、写真撮るには十分すぎるくらい。

やりたいことは以前より増えていて、この1年くらいずっと三脚を探してたけど、溜まってたヨドバシのポイントでコンパクトな三脚を、
ようやく決断して買ってみた。

ハスキーもマンフロットの055カーボンもあるけど、両方街中をうろつきまわってるときには重すぎるので、小さい中国製のやつです。

久々に楽しみ。






by iidacamera | 2016-11-04 12:24 | 或る光景 | Comments(4)

或る光景#41

f0167977_09590159.jpg


f0167977_09590110.jpg


f0167977_09590258.jpg


f0167977_09590044.jpg


f0167977_09590253.jpg


昔から小さいカメラが好きで、GXRが出た頃からデジタルもミラーレスをメインでプライベートで使うようになって、
あれから5年以上、あれこれ使った挙句、結局今また大きいカメラで撮ってる。

自分が求めてるのはハイスペックなもの、ではないけど、結局操作する時のレスポンスが良くないものは、
すぐに嫌になるようです。
せっかちな性格ではないはずやけど、なんか染み付いてしまったものがあるのかも。


全然関係ないけど今日から横浜出張です。







by iidacamera | 2016-10-31 10:09 | 或る光景 | Comments(0)

或る光景#40(写真展の話)

f0167977_00332031.jpg
奈良市写真美術館の館長を百々俊二さんがされているって知らんかった。

それはともかく、兵庫で大道さんの写真展を見逃して悔しかったので、奈良市写真美術館で開催されている、
入江泰吉、森山大道、百々俊二お三方の写真展を見てきた。


f0167977_00332148.jpg

入江泰吉は全国でどれくらい有名なのか知らんけど、奈良のスターです。
大和路や仏像なんかの写真が有名やけど、今回は文楽の写真で、正直他のお二方と毛色が違いすぎやったけど、
そのせいか恐ろしく印象には残ってる。


大道さんの大阪もなんというか、大道さんやなぁ、やっぱりスーパースターは違うなぁ、っていう感じで、
いつも通り、被写体に対して冷淡とも思える視線が刺さってきて、20代半ば、初めてちゃんと広告写真家を目指した時に、
師匠のスタジオで「犬の時間」を見たときの衝撃が蘇った。

同じころに百々俊二さんの写真集もスタジオで見てたはずやけど、あんまり記憶に残ってない。

この辺が面白いところで、10数年経って、百々俊二さんの写真をもう一度見ると、今はめちゃくちゃ印象深くて、
スナップから始まって途中中判で撮ったと思われる正方形フォーマットで大阪のおっちゃん達のポートレイトまで、
めちゃくちゃ濃密なトーンのプリントが並んでた。

技術ゼロ、知識ゼロの頃の自分と、現状の自分では、写真家さん達や写真そのものへの見方が全く変わってしまってると思う。


f0167977_00332152.jpg

f0167977_00331994.jpg

今だって別に何か特別な写真を撮って作家活動をしてます、とかじゃ全然ないけど、仕事でもプライベートでも、
撮り続けて思考し続けて、またそれを実践する、っていうことを繰り返してる間に、昔より少しは写真に対して、
考えられるようになってる、はず、やと思う。

ホンマ、すごいプリントでしたよ。

個人的に写真家さんご本人の話とか、文章とか、その方にまつわる噂とか逸話はできるだけ読まないようにしてる。
写真がストレートに自分に入ってきたらそれでいいかなぁと思うので。
写真を見て自分がどう思うか分かってから、ご本人の情報が入ってくる分には良いんやけど、逆はあまり好きじゃない。

で、何が言いたいか、っていうと、百々俊二さんの写真は本当に印象的で、写真一枚に重みがあって、何度でも見たくなる味もあって、
写真を気に入りすぎてご本人の情報は今は要りません、って気分。

結果物販コーナーに置いてある「日本海」っていう、モノクロの写真集が欲しくて欲しくて、現金が全然ないのでアマゾンで注文して、
昨日届いて、今日やっとゆっくり見れました。
この写真集もとんでもなく美しいモノクロで、ページをゆっくり見ながら1時間近くかけて楽しめた。
何度でも見れると思う。


来年40歳、子どもがまだ2歳、お金はあんまりない現状で、自分が家族を犠牲にしてまでプライベートの作品に人生を捧げるタイプか、
っていうと、全然そんなことはなくて、ごくごく普通の家族が仕事のモチベーションであるお父さんなので、写真に関しては、
仕事外で撮るものは大金をはたいて何かに発表しよう、っていうところまではいかないかもしれん。

それでも、平均寿命に照らし合わせても人生は半分くらい過ぎてしまってるわけで、そういうことを考えると、自分ももっと懸命に、
写真を撮る必要はあるなぁと思う。
家族であれ、自分の好きな光景であれ、なんでもとにかく手抜きせずに被写体として向き合うのも大事かも。

そんな刺激を存分に受けてしまって若干興奮状態が続いております、っていう報告でした。

本日はこの辺で。












by iidacamera | 2016-10-30 01:19 | 或る光景 | Comments(2)

或る光景#39

f0167977_15050711.jpg


f0167977_15050813.jpg


f0167977_15050814.jpg


f0167977_15050728.jpg

本来洩らしたらあかん情報が、SNSで事前にダダ漏れ、っていう話を仕事の現場でしょっちゅう聞く。
発注先がそれをやったことが判明してその業者を切った、とか、クライアントからどえらい怒られて、仕事もなくなった、
っていう話を聞いて、そもそもなんでSNSにアップしようと思うのか、そっちの方が全然理解できんなぁって思う。
リア充か。
リア充の使い方間違ってるかも。
知らんけど。

この類の話っていろんなジャンルの仕事で増えてるんでしょうね。
そろそろ一般的にルールというかモラルみたいなものが浸透して、こういうことをする人達が減るのかと思ってたけど、
なんかキリがないですね。

写真の存在があまりにも身近になりすぎて、誰にでも扱えるようになっている以上は必ずある話なのかもしれんけど、
ちょっと頭使えば判断できるようなことやと思うんですけどね。







by iidacamera | 2016-10-24 15:35 | 或る光景 | Comments(0)

或る光景#38

f0167977_00330507.jpg
f0167977_00330675.jpg
f0167977_00330605.jpg

f0167977_00330572.jpg
f0167977_00331582.jpg

D810が発売されたころは、まだまだ超高画素機が少なかったので、D800から言われていた手持ちではわりとブレる、
とか、風景とか建築撮影に特化したカメラ、とかいろいろと固定観念が作られがちやったけど、4000万画素オーバーとか、
5000万画素オーバーのカメラが出てくると、途端にそういう話は聞かなくなった。

個人的には使用サイズで見るときに気になるかどうかだけの問題やと思ってるけし、昔通りのセオリーで、
キッチリとSSに気を付けておけば、そんな簡単に手ぶれしてるようには思えん。
例えば、50mm、SS1/60とかやと、昔もちゃんと見れば手ぶれしてる写真は多かった。
ちょっと余力持ちましょうね、くらいで大丈夫なカメラやと思う。

とにかく、三脚必須でシャープな画像を得るためのカメラ、とは正直思ってないです。
低感度の諧調と画作りがめちゃくちゃ魅力かな。
レンズのクセも高画素の方が良く分かって、いろいろと考えながら使えて楽しいし。

きっと今は5DS系が三脚必須、とか言われてるんやろうなぁ。
何を撮るか、ってとこは勝手にユーザー側が決めていってる感じもありますね。
もちろんメーカーとかメディアの情報操作もあると思うけど。

5DS系は知り合いが「とても遅いカメラ」って言ってたので、ゆっくりした撮影向きではあるんでしょうね。

好きなカメラを使って好きなように撮るのがプライベートでは正解やと思います。

中判カメラがもっと普及すれば、ストリートスナップを中判でやるような方もいっぱい出てくるやろうなぁ。
レンズとセットで50万くらいで買える時代が来たら、当事務所でも検討させていただきます。








by iidacamera | 2016-10-17 00:47 | 或る光景 | Comments(2)