デーライトなスナップ

写真のこと

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相変わらず娘に被写体になってもらって、シグマ35mmと24mmのピントテストをさせてもらってる。
あっさり24-70を下取りに出して買った50mmももうすぐ届く予定やけど、到着が遅れてるのと、
自分の仕事がバタバタしてるせいでなかなか受け取れてない。


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24-70、重さもさることながら、レンズが太くて取り回しにくかった。
あと、アートラインの単焦点の写りを見てしまうと、やっぱりなぁ。



今回はいつも以上に主観的な話。
共感できなくてすいません、と最初に言っておきます。
長文なので、PC版では確か反映される、moreっていう欄に入れておきます。
スマホだと長文がそのままダラダラ表示されるかもしれません。

ただ、こういうことは本気でアート作品としての写真を撮っている作家さんみたいな人は恥ずかしくて書けないことかも、
とも思って、自分は書いておこう、って思ったってだけです。






人によって目指す写真の方向性はいろいろとあって当たり前やけど、自分の場合は写真に興味を持った当初は、
報道写真に大いに影響を受けた。
その後、アシスタントをしながら教科書のようにブレッソンとか大道とかアラーキーとか、有名な人達の写真集を、
スタジオの書棚から勝手に拝借してむさぼるように見続けて、スナップ撮影にどっぷりになった。
自分の師匠が作品撮りといえば海外でのスナップが中心やったことも影響してると思う。

スタジオを辞めてからは食わず嫌いはできるだけしない、って決めていろいろと見てきたけど、
やっぱり作り込んだ写真よりは、ある程度偶然性も含めた撮影者の視線が分かるものに惹かれるよう。

直近では百々俊二さんの「日本海」のモノクロの美しさにガーンときて、ようやく自分がやりたいことに近い機材選び、
っていうことまで考えられるようになった気がする。
大判で撮られたモノクロのトーンに見入ってるうちに、自分が今までこだわってた機材と自分のやりたいことが、
乖離してることに気づいた、っていう感じ。



自営業になってようやくある程度カメラやレンズを揃えられるようになってからのプライベートカメラは、
当初影響を受けた人達を参考に、小型なものが中心やったし、できるだけ素早く撮れるものを揃えてた。

街中で大きいカメラを振り回して撮るっていうのはいろんな写真雑誌やカメラ雑誌の影響をまんま受けてしまって、
「大きいカメラっていうのはやっぱり街中では目立つし威圧感がある」、って思いこんでたし、
「やっぱりレンジファインダーとかGRみたいに小さいカメラがいいんや」って思って張り切ってた。

最近自分が仕事で写真を撮ってる姿を身内が撮ってくれてて、衝撃を受けたけど、巨体の自分が使うと、
一眼レフ+2.8通しの70-200くらいやと、けっこう小さく見えます。(笑)

ということは、それだけでっかいオッサンが写真を撮ってたら、カメラの大小に関係なく目立つ、って話。




写真も10数年どっぷり浸かってるうちに、人の仕草を気づかれないように踏み込んで撮るような写真は、
自分ではそれほど撮りたいと思ってなかったり、問題意識のあるような写真も特に撮ろうと思わなかったり、
ストリートをカッコよく切り取りたいぜ~、みたいな意欲も全然なかったり、そういうことに気づかされる。
自分で撮るとなると、実は街中のどこかの風景にきれいなトーンを見つけようとしてるだけなのかもしれない、
って妙に客観的になることもある。

モノクロの美しいトーンって、大判の緻密で立体的な写真と豊かなトーンも思い浮かぶけど、
被写界深度の浅さがきれいなトーン、っていう誤解もいつの間にかあったようで、
そういうこと全部、過去の自分を否定するんじゃなくて、思いっきりやってみようかと。

子どもができてしがないカメラマン生活を続けてる限りは、ライカを買うとかいう仕事には全く関係ない散財は、
もうできなくなったので、EFマウントでできるだけ面白いことをやってやろうと思ってる。

ソニーのFEレンズの大三元を見て、「ああ、ミラーレスでもフルサイズならこんなにレンズがでかいのか」、
って気づいてしまうと、キヤノンのフルサイズにシグマアートの単焦点とか、全然大きく感じなくなった。

現状で所持できる一番大きなセンサーで一番自分の好みの結果が出せると思われるレンズを使って、
写真を追い込んでみるっていうことも一度やってみないと、やっぱり何も生まれない気がする。

相変わらず仕事の写真と比べるとプライベートの写真は何にもできていない気がするけど、
頑張ろう、って気だけは人一倍、は言いすぎか、人並みにはあります。

試行錯誤、頑張ってみます。






by iidacamera | 2017-08-02 23:36 | 日々 | Comments(4)
Commented by korekazu at 2017-08-03 06:17
自分の場合は徘徊のついでに街撮りし始めのがスタートでしたから、やはり自分は街撮りスナップしかないと思いつつ、昨今の街撮りのめぐる風潮を鑑みるにいろいろ億劫になってしまってモチベーションそももほが下がり気味です。
世の中には写真におさめるものがあふれかえっているのに、いざ撮るとなると邪念に遮られて自分がどこに向かいたいのかわからなくなることが多々あります。
Commented by bonyaly at 2017-08-03 08:15 x
あ!水鉄砲 これですね(笑)
それにしてももの凄い速度で成長されてますねえ

機材に関しては何がしたいのかがハッキリしてれば
必要なものは自ずと決まってきますよね
新しい機材での写真楽しみにしています
Commented by iidacamera at 2017-08-03 09:39
> korekazuさん

億劫になる気持ち、とてもよく分かります。
あとはそれを押しても撮りたいかどうかだけでしょうね。
最終目的として、何か形にする予定があるならモチベーションも上げられますが、
ライフワーク的に日々撮ってる方が辛いかもしれません。
Commented by iidacamera at 2017-08-03 09:42
> bonyalyさん

最近は話に筋道があったり、保育園であったことを順序良く話してくれたり、
お友達で仲のいい子の話がでたり、知能的な面の成長が著しいように感じます。
子どもにはいろんな時期があるんですねぇ。

機材の話は将来また自分が今回の記事を見返すのが楽しみで書きました。
50mmも届いて、これで全部揃いました。(ホントは20mmもそのうち…)
プライベート用カメラバッグが重くなりますが、それに見合った画が得られる、
楽しみな機材です。
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