デーライトなスナップ

吸い付くようなグリップ感(※くだらない内容なわりに長文注意です)

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写真と内容は関係ありません。
機材話です。

よく、「吸い付くようなグリップ感」って表現を聞くけど、実際にそういうのを味わう瞬間ってとても少ない。
よっぽど使いこんだ機材とか、長時間使ってる機材に感じることがあるくらい。

キヤノンの機材はビジネスで使いすぎて全然プライベートでは使いたくないし、デザインもニコンとかライカとか、
ペンタックスとかオリンパスとかフジが好き、ってこのブログでは言い続けてた。
キヤノンの機材はドライな褒め方はたくさんしたけど、オタク的な褒め方は全然してこなかったように思う。







で、今回はオタク的に褒めます。

男性のほとんどが、カメラをモノとして見たときに、キヤノンよりニコンの方が魅力的、っていう風に言うし、
自分もそう感じる。
あのフワッとした流線形のEOSデザインにイマイチ魅力が感じられんのやと思われる。

ただ、今日も長時間のロケで、インタビューカットを撮りながらバッテリーグリップをつけた5DⅢをジッと構えて、
被写体の方の身振りや目線が良いタイミングを狙ってたら、手にビターっとカメラが張り付くように感じる瞬間が、
度々あって、つくづく握りやすいデザインやなぁって感心してた。

センサーがソニーに劣ってる、とか言われがちやけど、じつは地味なところの作り込みが凄いと思う。

5D系では縦位置にしたときに、バッテリーグリップが横位置の時とほとんど変わらんAFポイント枠の移動方法を維持できて、
ちゃんと電池がグリップに2本入る。

2年前、D810で一番びっくりしたのは、あの巨大なカメラサイズで、グリップにD810用の電池が1本しか入らん事。
2本入れたいならボディに入れたままグリップを付けてね、っていうミラーレスによくある仕様。
これ、個人的には、グリップをいちいちつけ外しさせるなんて考え方が狂ってる、って思います。
ミラーレスやとボディサイズの関係でしょうがないかなぁとも思うけど。
長寿命バッテリーが欲しいなら、別アダプターを購入すれば、D4Sのバッテリー(高い!)が使えて連射スピードも上がる、
っていう説明を店頭で受けて、さすがにそこまでは要らないです、って言いながら必要があってグリップを買った。

D810は縦には大きいけど、横の長さは5D3がキッチリ確保されてる関係かな、って思う。
5D3はバッテリーグリップ込みで最初からキッチリ考えられてる感が強いです。

ちなみにD810はAFセレクトを縦位置でする時、バッテリーグリップにはスティックみたいなのが付いてて、
これがまたキヤノンと比べると泣きそうなくらい操作性が良くないです。
自分の個体のせいかもしれんけど。
ないよりはあった方がいいに決まってるけど。

純正のストロボシステムも高価やけど、やっぱり手元にあるカクタスとかと比べるとラジオスレーブがすごく頼りになる。
今は他社でもラジオスレーブをやり始めてるけど、数年間は他社のカメラでは味わえん恩恵を、先行して受けれた。

広角系も建築系の撮影をしながらつくづく、シフトレンズの充実と11-24は高価やけどやっぱり助かってる。
特に、17mmと24mmのTS-Eはうちの稼ぎ頭です。
45mmもそろそろ欲しいけど、リニューアルされそうでなかなか出ないので、買い時を考え中。

システム全般としてあらゆる局面に対応できるメーカー、っていうことになると、キヤノンは強いと思う。
仕事として写真を撮ってる人の場合、業務内容によってはキヤノン以外の選択肢がなかったりもする。
すごく力を入れてた動画に、最近ちょっと手を入れてないように見えるのが不思議やけど。
専用機を出してるから、レフ機であんまりやりたくないのかな?

最後にとことん地味やけど、機材をバッグにパンパンに詰め込む時に恐ろしく助かるのが、バッテリーチャージャーの、
プラグが折りたためるようになってて、とてもコンパクトになるので隙間に放り込みやすい。
チャージも早いし。
もちろんこの辺は賛否両論で、ちょっと出っ張ってたり、コードの形式の方が、どういう場所にでも差し込める、
っていうこともあるけど。

結局業務目線での褒め方が多かったけど、昔と比べても多くのコマーシャル系、写真館系のカメラマンが、
135フォーマットのカメラに業務を集約するようになって、よりレンズラインナップを広げてユーザー獲得に努めたあたり、
ユーザーの絶対数の多さが反映されてるなぁって思う。

5D4の価格がどんどん下がってるあたり、元値が高すぎたのもあるとは思うけど、キヤノンでさえ苦しいのかなぁって、
心配になる部分もある。
DPCMOSとか1000万画素の上乗せが、もうあんまり一般ユーザーに響かんくなったのか、一時流行った写真というか、
カメラ趣味が廃れてきてるのか、みんな実は写真なんて続けるモチベーションがどこにあるのか分からない、
っていうことに気づいてしまったのか。(笑)

かと言ってあの値段ではやっぱり簡単には買えんのも正直なところ。

それでも自分の業務内容を考えると次に買うのは6Dの後継機を待つんじゃなくて、やっぱり5D4やと思うけど。

ヨドバシとかマップカメラで5D4の値段が30万台前半で落ち着くことがあれば、その時に考えたいと思います。
また一回年末年始にかけて値段が戻りそうな気もするし。


とにかく、キヤノン、っていうか5D系はカメラとしては文句なしのところまで来てるんじゃないかなぁってつくづく思います。
あと、安易に、一眼レフは廃れてミラーレスの時代が来る、っていうのは違うような気がします。
ミラーレスの時代が来る前にカメラ業界がもっと冷え込んでる可能性の方が高いと思ったり。

不景気な話になりそうなのでこの辺で。

※気づくとすごい長文でした。これ、20分くらいで書いてます。(笑)







by iidacamera | 2016-11-21 23:27 | 機材 | Comments(6)
Commented by Hiro Clover at 2016-11-22 17:52 x
キヤノンのグリップって深くて握りやすいなぁと思いますね。
似たような方向性で、オリのE-5が抜群に握り易くて、ボディの重さの割には疲れ難かったように思います。
ニコンも最近のモノコック構造のボディはグリップが深くなって持ち易くなりましたが、D800シリーズはめっちゃ握り難いですね。グリップが浅いのに指の置く自由度が無い形というか・・・(汗)

それにしても、5D4の値下がりの早さには驚きました。
2か月半で8万円ぐらい下がってますね。
キヤノンにしては珍しいというか、5D3の時はもうちょっと緩やかだったような・・・
Commented by iidacamera at 2016-11-22 22:17
> Hiro Cloverさん

不思議ですよね。
おっしゃるように店頭で試したD750はめちゃくちゃ握りやすかったですし、
今日も一緒に仕事をしていた友達のD500なんか、APS-C機としては重量級だと思うんですが、
恐ろしく軽く感じました。
グリップしやすくて握ると欲しくなるカメラ、っていうのも珍しいです。
キヤノンだと6Dがボディの薄さとグリップの形状がいちばんいろんな人の手になじみやすいと、
勝手に思ってますが、おっしゃる通りキヤノンは全般的に握りやすいです。

大きくて重たいD810、ご指摘の通りD800と同じく、ボディに厚みがかなりあるせいか、
なぜか持ちにくくて、重たいレンズを付けるとけっこうフロントヘビーが気になります。
実際疲れますし。

なので、久しぶりにバッテリーグリップを装着して余計に重くなってるんですが、
こっちだと手へのフィット感がグッと上がるので急に扱いやすくなる感じです。
軽い単焦点だけ使う分にはどっちでもいいんですけどね~。

5D4、価格コムなんかで言われてる通り、売れてないんでしょうね。
各社、薄利多売を止めたいっていう気持ちは痛いほどわかるんですが、限度がありますよね。
新規顧客も買い替え需要もどんどん減る中で、さらに販売価格をめちゃくちゃ上げてしまうと、
余計売れなくなるのは素人考えだと当たりまえなんですが、何かもっと深い理由があるのかも、
って思うことにしてます。
ソニーが高価格路線を始めたときは、ソニーのカメラは発展途上にもほどがあるカメラでしたからね~。

量販店で早く価格が下がらないかなぁって思いながら、のんびり構えてます。

それよりモデル末期のE-M1と12-40のキットが魅力的過ぎて、買い戻すかどうか真剣に考えてしまいます。
Commented by 3383jiji at 2016-11-30 06:49
おはようございます。
ほんとに、最近発売されるカメラはいやに価格が高く設定されていますね。
こんなんで、売れるのでしょうか。
30,40万円はやかりキツいです。
それに、そんなに性能が良くてもね・・・

最後の文章気にかかりました。
E-M1、ちょっと古くなりましたが
気を引きます
この魅力はなんでしょうか。
コンパクトでいいとか
ぶれ防止が、半端ないとか
どうでしょうか
Commented by iidacamera at 2016-11-30 11:32
> 3383jijiさん

E-M1は新型もそのうち10万円台後半で買えるようになるでしょうけど、
旧型も古くなったとは言っても全く今使って他機種に何の遜色もない、
立派に撮れるカメラだと思います。
僕は以前1年半ほど使ってましたが、本当に良いカメラでした。
ちょっと仕事がうまくいってた時期で、すべて売ってニコン機一式を買うための資金にしましたが、
今考えるとあんまり意味のないことだったと思います。(笑)

今回業務用途でEOSM5を買いに行ったんですが、少し腑に落ちないというか、諸々理由があって、
E-M5iiと標準PROズームキットを買って3台体制で長期の案件をやってみてますが、とても良いです。
E-M1の中古とか新品PROズームキットでも少し安上がりで良かったんですが、位相差AFが必要なレンズを、
購入するつもりがなかったのと、結局以前使ってたものと違うものが良かった、っていうだけの理由ですが。(笑)

フジの色が好きだから他機種は無理、とかなら話は別かもしれませんしマイクロフォーサーズは、
被写界深度も深いので、明るい単焦点を使うと案外ボケない、ってことに気づいたりします。
逆に2.8通しズームの軽さは特筆すべきだとも思います。

オリンパスのカメラはとっつきにくい部分もあるのではじめはネットを引っ張りだこかもしれませんが、
慣れればとても良いですよ。
Commented by ベガコペ at 2016-11-30 23:02 x
同じく5D3ユーザーです。
センサーのかねあいでSonyに移行しているという話をよく聞きますね。
でもやっぱりいざという時の瞬発力だったり、万能性だったりは、
まだまだレフ一眼かなと感じています。
私も5D4が気になってはいますが価格の面と、5D3からの進化点を比べて
まだちょっと躊躇している組です。
値段は42万からの2割落ちの33万くらいでしばらく推移するのではと勝手に思ってて
今はまだ5D3であまり大きな不満がないため、それだけ投資してメリットがあるのかと、5D5を待ってもいいのかと逡巡しています。

唯一の不満はミラーレスに比べた際のAF精度ですね。
パナとかの瞳AFの精度と楽さにくらべたら・・・。
ポートレートという限られた局面での差なのですが。

Commented by iidacamera at 2016-11-30 23:23
> ベガコペさん

こんばんは。

5D5が出るころに5D4、でも正直十分ですよね。(笑)
2000万画素、っていうのは、今では少な目の画素数に感じますが、冷静に考えると、
実はほとんどのシーンで事足りてしまってるんですよね。
ハードの性能はかなり高いですし、僕も不満が少なすぎて買い替えする気になれません。

ミラーレスのAF精度と比べたら…、っていうのも、比べればの話ですもんね。
仕事だと、デザイン余白を空ける必要があって、人をかなり端に寄せたりするので、
僕も似たようなとこだと、測距点の散らばり方がもう少し広範囲の方が良いなぁ、
とは思いますが、これは5D4でもいっしょですし。

まあどの道高い買い物なので、じっくり待つつもりです。
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